快眠のススメ 朝すっきり目覚めるために(2次公開分)

コラム

お休み前の一杯には何を飲む?

映画史に残る不朽の名作 「ローマの休日」のなかで、主人公のアン王女が睡眠前にベッドでミルクとクラッカーを食べるシーンがあります。とても有名な入眠儀式の場面ですが、「寝る前のミルク」には本当に効き目があるのでしょうか?

睡眠前の水分補給はとても大切。睡眠中に水分が足りなくなると、体温調節がうまくできずに安眠を妨げられてしまいます。牛乳には睡眠ホルモンの原料となるリプトファンや、リラックス効果のあるカルシウムが含まれていますが、アン王女のように眠る直前に飲むと、消化活動が優先され、寝付きが悪くなったり、眠りが浅くなってしまいます。「寝る前のホットミルク」は少なくとも寝る1時間前までには飲むようにしましょう。

お休み前に胃腸の負担を極力減らすには、温かい白湯や、香りの良いハーブティーはいかがでしょうか。鎮静効果の高いハーブティーを選び、心身をリラックスさせてから眠りにつきましょう。

参考資料:一般社団法人中央酪農会議 ミルク・ポータルサイト「MILK LAPAN」

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よく眠るための入浴方法

人は就寝時に深部体温を下げて眠る準備をします。寝る前の入浴が安眠に効果的な理由は、じつは体温を上げるためではなく、入浴によって血行が促進し、熱が放出されやすい状態にするため、つまり体温を下げやすい状態にするためです。

そのため、熱い湯に浸かりすぎると、体温が下がりにくくなり、かえって寝付けなくなってしまいます。また寝る直前の入浴も、充分に体温が下がらないので寝付けなくなる原因になります。

良質な睡眠を得るための入浴は、就寝2時間前にぬるめのお湯に浸かり、ゆっくり身体を温めることが大切。お気に入りのバスグッズで心身共にリラックスさせて、質の良い睡眠へと導きましょう。

参考資料:厚生労働省 e-ヘルスネット 睡眠と健康

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